CPC研究会



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 炭素材料の
 研究開発動向  

 


報告書を年次刊行中。
講演者にご執筆いただき、1冊にまとめております。

詳細は報告書のページをご覧ください。
 
  CPC研究会とは
炭素材料の化学的・物理的特性を中心に、基礎的な研究と関連する
周辺分野への応用展開を考える研究会

    CPCは "Chemistry and Physics of Carbons"
     の頭文字をとっています。


<お知らせ>                    2025. 10. 31 更新
今年度は回ごとに開催方法が変わります。詳しくは講演案内をご覧ください。
CP研究会の講演内容をまとめた研究報
 「炭素材料の研究開発動向2025」2025年4月刊行  
   詳細はこちらの報告書のページをご覧ください。
・2025年度の講演情報は詳細が決まり次第更新予定です。




※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。

<最新の講演情報>


2025年度 第6回はオンデマンドです※
2025年度 第7回は会場開催です※

第6回 CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF)
 視聴可能日時: 2025年11月10日(月)~16日(日)

講演1:宮嶋 尚哉 氏(山梨大学)
「多糖類の水熱処理による炭素材料の合成と構造制御」

密閉容器内で原料糖類を200 ℃前後の熱水と作用させる水熱処理は、加水分解を介した原料改質をきっかけに有機酸と固体残留物(水熱チャー)が得られることから、原料中のC源を液体/固体として回収できる炭素循環型の改質処理と言えます。本講演では、水熱チャーの炭素化によって得られる球状カーボンのモルフォロジー制御について述べ、廃バイオマスの炭素材料転換にも有効な手段であることなどを紹介します。

講演1:稲本 純一 氏(兵庫県立大学大学院)
「デュアルイオン電池用炭素正極活物質の開発とその反応解析」


リチウムイオン電池(LIB)の正極反応を炭素材料へのアニオン挿入脱離反応で置き換えたデュアルイオン電池(DIB)は、正極に遷移金属を使用しない低資源供給リスクの二次電池として注目を集めています。講演者らはDIB正極活物質にグラフェンライクグラファイト(GLG)という炭素材料を用いることで、既存の黒鉛正極を大きく超える可逆容量が得られることを報告しています。本講演ではGLGのDIB正極特性について概説し、そのDIBフルセルへの展開や他の二次電池系への応用例についても紹介します。


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第7回 CPC研究会 講演案内(PDF)
 日時:2025年12月12日(金)
13:30~16:30
 会場:連合会館 401会議室

講演1:長山 勝博 氏(青山学院大学)
「炭素材料の進化と将来展望~技術革新と応用・市場展開」


炭素材料は、原料や製造技術の革新により、汎用材から高機能材まで多様な製品群を形成しています。本講演では、電極・カーボンブラック・活性炭、炭素繊維などの汎用・構造材から、リチウムイオン電池負極や燃料電池に代表されるエネルギーデバイス向け材料まで、開発から製品化の状況を整理します。さらに、ナノカーボンやダイヤモンド系材料などの先端材料を紹介し、その用途展開を俯瞰します。最後に、今後の方向性を纏めます。

講演2:加納 博文氏(千葉大学)
「炭素ナノ空間に制約されたアルカリ金属炭酸塩の
                   二酸化炭素吸蔵特性について」


活性炭素繊維のCO2吸着の基礎特性を理解した上で、より高選択な湿潤下におけるCO2回収を可能とする方法についてお話しします。NaHCO3は重曹であり、ふくらし粉です。加熱することでCO2と水蒸気を発生します。その逆反応を利用することで湿潤下において選択的にCO2を回収できます。ただ、いくつか課題があるため炭素とのコンポジットを形成することで、それら課題を克服できる可能性があります。KHCO3の炭素コンポジットは、大気からのCO2回収(DAC)への応用も可能となってきました。そんな内容をまとめてお話ししたいと思います。



<2025年度 講演案内>

第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)    終了しました
 日時:2025年5月16日(金) 13:30~16:30
 会場:連合会館 201会議室

講演1:近藤 剛史 氏(東京理科大学)
「導電性ダイヤモンドパウダーの開発と電気化学応用」

講演2:村松 一生 氏(株式会社インキュベーション・アライアンス)
「HIP法による気相成長グラフェンの調製とその応用」


第2回 CPC研究会 講演案内(PDF)     終了しました
 日時:2025年6月13日(金) 13:30~16:30
 会場:化学会館 5AB会議室

講演1:坂口 浩司 氏(京都大学)
「機能性軽元素ナノリボンの開発
              ー電子・磁性・エネルギー応用を目指してー」

講演2:伊豫 彰 氏(産業技術総合研究所)
「Na触媒法によるアルカリ(土類)金属-黒鉛層間化合物の高速・大量合成」


第3回 CPC研究会 講演案内(PDF)      終了しました
 日時:2025年7月18日(金) 13:30~16:30
 会場:連合会館 402会議室
講演1:栄長 泰明 氏(慶應義塾大学)
「ダイヤモンド電極の応用展開」

講演2:前野 聖二 氏(機能性カーボンフィラー研究会)
「導電性カーボンブラックの特徴と応用
           ~用途、高導電化技術、SDGs型炭素材料~」


第4回
CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF) 終了しました
 視聴可能日時:2025年9月8日(月)~14日(日)
講演1:滝本 大裕 氏(琉球大学)
「ウルトラミクロ孔におけるレドックス分子の電気化学」

講演2:麓 恵里 氏(産業技術総合研究所)
「炭素材料前駆体の分子構造解析」


第5回
CPC研究会【オンデマンド】
講演案内(PDF) 終了しました
 視聴可能日時:2025年10月20日(月)~26日(日)
講演1:蘆田 隆一 氏(京都大学大学院)
「炭素資源の金属元素化合物間の酸化還元反応を利用した
             高効率エネルギー変換、ナノ炭素材料製造」
講演2:能登原 展穂 氏(長崎大学大学院)
「カーボンナノ空間を活用した電極材料開発」


第6回 CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF)  申込受付中
 視聴可能日時: 2025年11月10日(月)~16日(日)

講演1:宮嶋 尚哉 氏(山梨大学)
「多糖類の水熱処理による炭素材料の合成と構造制御」
講演2:稲本 純一 氏(兵庫県立大学大学院)
「デュアルイオン電池用炭素正極活物質の開発とその反応解析」


第7回
CPC研究会 講演案内(PDF)     申込受付中
 日時:2025年12月12日(金) 13:30~16:30
 会場:連合会館 401会議室

講演1:長山 勝博 氏(青山学院大学)
「炭素材料の進化と将来展望~技術革新と応用・市場展開」

講演2:加納 博文 氏(千葉大学)
「炭素ナノ空間に制約されたアルカリ金属炭酸塩の
                   二酸化炭素吸蔵特性について」


2025年度も年7回(全14講演)の開催を予定しています
詳細が決まりましたら順次更新いたします。



CPC研究会 講演会(年7回開催 14講演)
参加費(1回あたり):
 維持会員、大学官公庁関係・・・無料
 非会員・・・30,000円
※維持会員が企業等の団体でのご入会となります。

※CPC研究会へのお問合せは事務局宛にてお願いいたします。


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